この記事はメルマガで発行した記事です。
こんにちは。舞草亮です。
上海では日本では見れないことが毎日あり
ます。日本人的には「いいの?」って思う
こともあります。今回はその中でもリフォーム
についてです。
上海は日本と違って戸建てよりマンションが
多いですよね。もともと部屋の内装なしで
コンクリートの壁だけの状態のスケルトンでの
販売が一般的でした。
だからオーナーさんはマンションを購入後に
全てをリフォームしてから自分で住んだり
貸したりしていました。
このため日本では見かけないエレベーターで
浴槽、キッチン、トイレを運ぶ光景を日常的に
見かけます。
10年位前(今は2017年)から日本のように
リフォーム済みで販売するマンションが出て
きました。ただ今でもリフォーム済み、
リフォームなし両方の販売方法があります。
このように上海ではオーナーが自分でリフォーム
することが日本より非常に一般的なことです。
それとは別に、もともと自由な発想があるので
リフォームも日本ではありえない(日本では
明らかに問題となる)リフォームが普通にあります。
その中でも、よく見かけるのは
「1つのマンションを2つにする」です。
意味わかりますかね。
中国では日本と比べデカイ部屋が多いです。
特に20年前は多かったです。
2LDKで120㎡、3LDKで150㎡とかです。
中国の人はデカイの好きですよね。
しかも20年前のマンションはトイレ、洗面、
風呂の3点セットが一家に2ヶ所ありました。
日本人的には1ヶ所で十分ですけどね。
で、でかい3LDKを2つに分けちゃうんです。
日本だとやらないですよ。
シェアハウスみたいに寝室だけ単独にして
キッチンや水回りを共用にするのとはわけが
違います。
貸すのであれば大きい1つより、小さい2つの
マンションの方が合計で家賃が高くなったり
するためです。
1つを2つにするっていうのはこんな感じです。
壁を壊したり、壁を作ったりして単独の2つに
分けます。1Rと2LDKになります。もともとの
玄関は2つの家の共通です。その共通の玄関を入る
とすぐにまた2つの玄関があります。2つの家の
それぞれ単独の玄関です。
もともとの玄関は共通となったので内ロックを
してしまうともう片方の家の人がカギをもって
帰ってきても入れなくなってしまいます。
そのため内ロックはかからないようにしておきます。
マンションの壁を壊したり作ったりするのは
日本でもあります。しかし、上海では耐震などを
考えずに好き勝手にやるので、日本ではありえない
ほど大胆に改造しています。
もともと1つの3LDKだったので「片方にしか
ベランダがない」「片方にしかキッチンがない」
などが発生します。ベランダがない部屋は部屋干し
になります。キッチンがない部屋を1Rとし必要で
あれば電気コンロを提供したりします。
ただ1Rなので単身の方が多いため料理をしない人
もいます。そのような人には問題ありません。
もし料理をやるとしたらキッチンがないから
洗面とかで料理の水を確保ですね。
トイレ、洗面、浴槽の3点セットはもともと
2ヶ所にあれば1ヶ所ずつに分かれます。
片方には浴槽があって、もう片方はシャワーのみ
とかになります。
これ話だすと長くなるので続きは次回にします。
今回の話はいかがでしたか?
今回の話があなたの中国語の勉強の
「やる気」や「気づき」になればちょっとうれしいです。
それでは中国語の勉強がんばって下さい。
応援しています。
舞草亮(上海から)
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