この記事はメルマガで発行した記事です。
こんにちは。舞草亮です。
今回は『中国の本を日本に1万冊ネットで
販売したときの話』の3回目です。
3回目は「仕入れ(何を仕入れるか)」です。
「ビジネスの勉強のために個人輸入販売をやる」
と決めました。しかし商品として何を仕入れるかは
全く決まっていませんでした。もちろん中国から
何か輸入したいと考えてはいました。
では何を中国から輸入するのか?
輸入の勉強になれば正直なんでもよかったけど、
でも中国的な商品を取り扱いたかったです。
中国で製造して日本で安く売っている普通の服とか
100ショップにあるものではなく、中国独特のモノ、
中国文化と関わるモノとか自分が好きで興味がある
ものを取り扱いたかったです。そんな時、自分が
ネットショップで購入したこともあった中国語の
輸入テキスト(中国で出版されているテキスト)
を思い出しました。
中国語の輸入テキストなら自分でも勉強しているし
(勉強時間は少ないけど2017年現在も使っている)、
利点や特徴を理解しているので心から人にもすすめられる。
書籍と言う本そのものも嫌いではないし、
中国語を勉強している人を応援することもできる。
そう考えました。
中国語を勉強している人のメールアドレスを入手
できるのも魅力でした。中国語の輸入テキストを
商品として仕入れることは自分の方向性と非常に
一致すると思いました。
では具体的にどのテキストを仕入れるのか?
私が最も勉強したテキストは輸入テキストの
『中級漢語口語シリーズ(北京大学出版社)』です。
だから、この大好きなテキストを売りたいと思いました。
中国語を勉強する人にとって非常に有益なテキスト
だと今でも考えています(もちろん他にも有益な
テキストがたくさんありますが)。
CDの会話スピードもテンポがよく使いやすい
テキストです。私は「本文」と「単語」しか
勉強しません。勉強するとき「本文」と「単語」
ばかり繰り返したいので、テンポが遅い会話の
テキストは好きではありません。
このテキストを最初に勉強した時は「テンポがいい」
というより「速すぎて全然わからない」レベルでした。
でもそのくらいがちょうどいいと思います。初めから
ちょうどいいスピードだとすぐに「遅すぎる」と
感じるからです。
今考えるとマーケティング知識はなく「売れるものを
仕入れる」というのではなく「自分が紹介したい
テキストを仕入れる」という感じです。
あまり考えないで仕入れているのでマーケティング的
にはいいやり方とは言えません。テスト販売の意識も
殆どありませんでした。
『中級漢語口語シリーズ』だけでは商品が『中級漢語
口語1』『中級漢語口語2』『中級漢語口語3』の
3種類だけです。3種類しかないと少ないので
『初級漢語口語シリーズ(同じく北京大学出版社)』
3種類も仕入れることにしました。合せて6種類で
スタートすることに決めました。
ただ、6種類と言っても実際には手元に在庫として
1種類につき数冊は必要です。3冊ずつ在庫を置く
としたら3冊×6種類=合計18冊が必要になります。
本屋さんなのに本が6種類しかないと非常に少ない店ですが
まずはスタートすることにしました。
「(3)仕入れ(何を仕入れるか)」についてはこんな感じです。
明日は「(4)仕入れ(発注する)」についてです。
今回の話はいかがでしたか?
今回の話があなたの中国語の勉強の
「やる気」や「気づき」になればちょっとうれしいです。
それでは中国語の勉強がんばって下さい。
応援しています。
舞草亮(上海から)
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