64【1/2速いスピードが聞き取れない。どうすればいいか?】中国語リスニング勉強方法

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こんにちは。舞草亮です。

以前、中国語のリスニングの勉強方法について

質問を受けました。

 

「中国語のリスニングがなかなか身に付きません。

ゆっくりで簡単な内容だとわかるのですが、

速いスピードだと全くわかりません。

どのようにして聴けるようになりましたか?」

 

私も正直、中国語の専門家じゃないし、

何でも聴き取れるわけじゃないけど

一応、HSK6級でHSK口試(高級)で、仕事でも

使ってるいからけっこう質問を受けます。

 

特にリスニングに対する質問は多いです。

 そのときの返事はこうです。

↓↓↓↓↓↓以下↓↓↓↓↓↓

 

・身に付かない理由

身に付かない一番の理由は「方法ではなく量」です。

つまり勉強時間が足りていません。

多くの人は、努力が足りていないのに簡単な方法を

探す傾向にあります。

簡単な方法やスペシャルな方法はないので

“普通の方法”で努力し続けるしかありません。

 

・必要な量(勉強時間)

 どのくらいの勉強時間が必要か気になりますよね?

 だいたいこんな感じです。

 

HSK6級180点レベル(トータル勉強時間2000時間)

 HSK5級180点レベル(トータル勉強時間1000時間)

 HSK4級合格レベル(トータル勉強時間500時間)

 HSK3級合格レベル(トータル勉強時間250時間)

 

 例えばHSK4級にギリギリ合格した人が

HSK5級180点レベルに到達するには

1,000時間(5級180点)-500時間(4級合格)

=残り500時間となります。

 

 他人が進める無数の「よい勉強方法」に惑わされず、

まずはこの量をクリアする必要があります。

 

 ちなみに上記の勉強時間は私が勝手に思い付きで

言っている時間ではありません。

10年前(2005年頃を意味する)に私が中国語の勉強を

始めた時に「いつ自分が自分の目標レベルに到達するのか

客観的に知りたい」と思いネットで調べたら、

当時のHSK(旧HSK)の級とリンクして勉強時間が

明記されている情報を見つけました。

 

「何年」では、同じ1年でも人により勉強時間が

異なるので全然参考になりません。

ですから「何年」ではなく「何時間」勉強すればいいのか

知りたかったので、この情報を見つけた時は

すごくうれしかったです。

 

その後、実際に自分がそのレベルに到達した時には

だいたい上記の時間でした。

HSKとくらべ今の新HSKはかなり簡単になっている

感じなので、今なら実際の勉強時間はもっと少なくて

済むかも知れません。

しかし、多い時間を想定しておく分にはマイナスに

ならないはずです。

※一般的に量(勉強時間)について漠然と

   勉強している人が殆どです。

 

・時間配分(リスニングに100%)

私の場合は「聞いていない時間」「発音していない時間」は

勉強時間にカウントしません。

つまり中学校で習った英語のように文法や読解を

やる時間は勉強とはみなしていません。

スポーツで言うとスポーツに関する本を読んでいる

のと同じ位置づけです。

非常に重要ではありますが体を動かして練習しないと

全く身に付きません。

一般的に日本人の勉強時間の配分は文法や読解、作文に

時間を使いすぎです。

リスニングが弱いにも関わらず一生懸命に文法や読解を

勉強している傾向にあります。

科目別の得意不得意にもよりますが、HSK4級レベルくらいで

文法の基礎知識が一定レベルあれば勉強時間の100%を

リスニングに使ってほぼ問題ありません。

「リスニングを勉強しすぎた」と思うことはありません。


私は文法書は1冊しか勉強していません。

最初に勉強しただけです。

しかも、中学英語のように完璧にしようと努力すらしていません。

完璧にするのは悪いことではないのですが、

そこで止まってしまうのは良くありません。

 

8020の法則に似ているのですが、80%身に付けるのに

20%の時間が必要で、残りの20%を完璧にするには

80%の時間が必要となります。

この数字は正確ではありませんが

「細かい部分を完璧にするよりは、細かいことを気にしないで

大量にこなす方がたくさん身に付く」という意味です。

 

ちなみに私が使用した唯一の文法書は相原先生の

Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」です。

今なら他にも良い文法書があると思います。

 

最初の例に戻りますが

HSK4級にギリギリ合格した人がHSK5級180点レベルになるには

 

1000時間(5級180点)-500時間(4級合格)

=残り500時間 

つまり⇒500時間全部をリスニングにあてる。

 

これが私にとっての正解でした。

時間は無限にあるわけではないので優先順位をつけて

勉強することが必要です。

ちなみに、リスニング以外はぶっつけ本番です。

 

それでもテストが終わると

「もっとリスニング勉強しておけばよかった」

って感じるものです。

100%リスニングに時間をあてているので時間配分に

対する後悔はありません。

他の科目とまんべんなく勉強していれば間違いなく

「時間配分に対する後悔」が発生します。

 

一番よくないのは、毎回リスニングの点数が一番低い

にもかかわらずリスニング以外の勉強もやって

同じ結果を繰り返すことです。

リスニング以外の勉強はリスニングが科目別で一番点数が

高くなってからで全く問題ありません。

ちなみにリスニングの勉強でも知らない単語が出てきたり

するので『閲読』や『作文』にもプラスになります。

 

長いから明日のメルマガに続きます。

 

舞草亮(上海から)

 

 

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