この記事はメルマガで発行した記事です。
こんにちは。舞草亮です。
上海の賃貸マンションに住んだことありますか?
やっぱり日本とは事情が違います。
マンションを見学している時には気がつかなくて
入居してから気がつくこともたくさんあります。
日系企業の駐在員の人で新規赴任の場合は、
日本と中国の賃貸マンション事情どころか
「上海の右も左もわからずにいくつか
マンションを見て1日で決める。」
というのが一般的です。
ちょっとかわいそうな気がするんですが
確かにマンション見学に何日も時間を使う
ことはできませんよね。
もしかしたら、あなたもこれから上海で
マンションを探すことになるかも知れませんね。
そこで今回は『入居してから気がつく7つのこと』
をお伝えします。
不動産会社によっては説明してくれない可能性が
あります。
契約の前であればオーナーさんに交渉できることも
契約後では自費でやる以外に選択肢がない、しかも
オーナーさんの許可がいるケースがほとんどです。
注意して下さい。
上海では同じマンションでもオーナーによっ
て内装や家具が異なります。
日本と違って家具付きです。
20年前(今は2017)であればオーナーさんが
マンションを購入するというのは内装なしで
コンクリのスケルトン状態です。
日本と違って買った個人のオーナーさんが自分で
トイレとか風呂とか買って準備します。
少しずつスケルトン売りは減っていますが
10年くらい前のマンションでもスケルトン売りが半分、
日本のように内装してから売るのが半分くらいです。
そのため同じ敷地の隣のマンションでも内装も家具も違います。
標準の概念はありません。
それを前提に『入居してから気がつく7つのこと』
をお伝えします。
文化の違いとしてもおもしろい(?)です。
1.網戸がない
日本では高層階でも網戸が最初からついていますよね。
中国では低層階でも網戸がない部屋も多いです。
網戸がないと蚊が入ってきます。
日本人なら網戸がついていてほしいですよね。
なんか心理的にも落ち着きますよね。
2.レースのカーテンがない(+もう一方も遮光になっていない)
日本では「レースのカーテン」と「布のカーテン」が
当たり前のようにセットになっていますよね。
しかし、中国では標準の概念がないためその部屋に
よって「レース+布」「布のみ」「寝室は遮光の布カーテン」
など異なります。日本人であればリビングと寝室くらいは
「レース+布」はほしいですよね。
真っ暗じゃないと寝れない方には遮光カーテンが必要です。
3.下駄箱がない
中国のマンションで玄関がないのはしょうがないです。
でも、下駄箱はほしいですよね。
契約前の条件交渉でオーナーに断られた場合は
自分で準備するしかありません。
ただ、もし、見学時に下駄箱がないのであれば
交渉条件にいれたくなりますよね。
もちろん予算次第ですけど。
4.べランダ外側にガラスがない
っていうかイメージできますか?
日本はベランダの外側にガラスないのが普通です。
日本はベランダ=外ですから。
中国はけっこうベランダ=室内利用ですよ。
部屋によって違いますが。
同じマンションでもオーナーによって違います。
で、ざっくり言えば日本と違ってベランダの外側
にもガラスがある方が人気です。
ちなみにリビングとベランダの間にもガラス
はあります。
ベランダの外側にもガラスがあると室内利用
なので雨の日でも洗濯が干せる、ほこりが少ない、
夏でも熱くない、冬でも寒くない、ベランダに
ものが置いておける等々メリットが多いです。
特に上海では雨が多いし、ほこりも日本より多いです。
暑さもきつくて(2017年7月は40°超えを連発)、
寒さもきついです。
ベランダにガラスがあり室内利用できると助かります。
5.家賃に何が込みなのかわからない
物件によって条件が違います。
さっき見学したマンションはネット代が
家賃に込み、今見てるマンションは込で
はないとか。
ざっと確認する費用としては管理費、発票、
ネット代、日本テレビ代、中国テレビ代、
光熱費、浄水器代+フィルター交換代、
会所代(ジムとか)、アイさん代、電球代などです。
日本と違ってわかりにくいですね。
さらに家具や設備も部屋によってバラバラですからね。
6.撤去したいものがある
これも入居後は自費で行う可能性が高まります。
具体的には「デカイつぼ」「ベッド」などです。
ふつうに撤去や移動には人が動きますからね。
費用を自費で出すとしてもオーナーさんから
「保管場所がない」と言われる可能性もあります。
また「ベッドを他の部屋に移動したい」というのも、
人が動けばお金がかかります。
費用については自己負担の可能性が高まります。
しかも退去時にもとの場所に戻す必要もあります。
7.部屋が暗い
中国は日本と比べ部屋が暗いです。
中国の電気は黄色で、日本の電気は白って感じですね。
昼間にマンションを見学して、入居後に
「夜、思っていたより暗い」と気がつくことがあります。
契約交渉前に確認が必要です。
電気が白か黄色かと言う以前にリビングの真ん中の天井に
電気がないとかもあります。
借りる前であれば交渉でオーナーさんにOKして
もらえる可能性もあります。
しかし、入居後に気がついても非常に難しくなります。
ウォシュレットや浴槽のあるなしは見学時に
注意している人も多いです。
ただ、他にもありますのでご注意下さい。
今回の上海の賃貸マンション事情に関する
話はいかがでしたか?
こんな点にもたくさん文化の違いがありますよね。
今回の話があなたの中国語の勉強の
「やる気」や「気づき」になればちょっとうれしいです。
それでは中国語の勉強がんばって下さい。
応援しています。
舞草亮(上海から)
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