40【上海で日本人向け賃貸マンションは何日でなくなるのか?~スピード感の違い~】

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こんにちは。舞草亮です。

 

私は上海でハイ不動産と一緒に日本人の

駐在員向けに賃貸マンションの紹介も

しています(2017)。

 

賃貸マンション事情も日本と異なる点が

たくさんあります。

 

その中でもスピード感はものすごく違います。

「見学したマンションが何日でなくなるのか?」

についてです。

 

上海で何回も引越したことがある人なら

1日考えている間に気にいった物件がなくなった」

経験があるはずです。

 

ただ、初めて上海に来る人にこのスピード感を

理解してもらうのは簡単ではありません。

日本と同じ感覚で検討していると、

見た物件はどんどんなくなってしまいます。

 

早いもの勝ちです。

しかも「保留(とりあえずおさえておく)」

はありません。

 

説明する私も「物件はすぐになくなります」

と正直に伝えても、お客さんからすると

「不動産会社があせらせて契約しようとしている」

と思われてしまいます。

お互いにとってプラスにならないので

説明するときに少し気を使います。

 

もちろんこのスピード感はどこの不動産会社で

マンションを探そうとする場合も同じです。

日系企業の駐在員が主に住む1万元/月~3万元/月の

マンションはまだ遅い方です。

 

もしローカルの不動産会社で1万元/月以下の

マンションであればスピード感はもっと速いです。

「即決で明日から入居」くらいのスピード感です。

 

オーナーさんからすると毎日、何人も見学にきて

いる状況で特に週末は多いです。

 

まだ検討している人(借りるか借りないか

わからない人)のために待つことはありません。

 

他にも、条件交渉をしている間に、

有利な入居希望者(追加条件なし、すぐに家賃発生など)

が現れてすぐにそっちに貸しちゃって

部屋がなくなることも珍しくありません。

 

同じ条件で探しているお客さんは、

同じ部屋を気に入りますからのんびりしてると

他の人にとられちゃいますよね。

 

では具体的に

見学したマンションは何日でなくなるのでしょうか?

 

こんな感じです。

もし古北、虹橋、威寧路、中山公園、徐家匯など

日本人駐在員が多く住む人気エリアで繁忙期に

10件のマンションを見学したとします。

 

4件は1週間以内になくなり、

3件は見学から2週間以内になくなり、

2件は見学から1ヶ月以内にはなくなり、

 1件は見学から1ヶ月以上経っても残っています。

 ※ざっくりです。人間関係や特殊事情があるときはまた別です。

 

もちろん見学の時点で、入居者募集を

始めたばかりの部屋もあれば、すでに

入居者募集を始めて2週間が経過している

部屋などもあります。

 

よく聞かれるのが

1日、2日なら大丈夫(なくならない)ですよね?」

という質問です。

大丈夫かどうかはわかりません。

特に土日をはさむ場合は、

なくなる可能性が平日より高まります。

やはり、同じ条件で探しているお客さんは、

同じ部屋を気に入ります。

だから見学して1番気に入ったマンションに

ついては「当日~1週間以内になくなる」

ような感じです。

 

見学した部屋というのは、

今日見学した人がすぐに決めるかも知れないし、

明日見る人がすぐに決めるかも知れません。

 

ただそれだけではなく昨日見た人、3日前に見た人、

1週間前に見た人が結論を出す可能性があります。

結論を出すというのは、オーナーさんに手付金を

払って他の人に取られないようにすることです。

 

自分にとっては1日、2日でも他の方にとっては

すでに見学して何日も経っているかも知れません。

 

よくある例では「見学中になくなる」です。

午前と午後の1日マンションを見学予定。

午前に見たマンションがかなり気に入りました。

午後に残りのマンションも見学します。

ただ午後のマンションを見学中に午前中に見た

かなり気に入ったマンションがなくなる。

というケースです。

※それとは別に2つ気にいって迷いそうだったけど

1つなくなって結論が出しやすくなるケースもあります。

 

他にも駐在前の出張で上海に見学にきて

その日(または上海にいる数日間)に結論を

出さないで、日本に戻って結論をだした時には

「すでになくなっている」ケースもあります。

 

案内のときに私が「日本と異なるスピード感」を

きちんと伝えきれなかったときに発生してしまう

ケースです。

 

また、一般的に見学後、数日が経ってからの

検討しているマンションに関する「○○は可能ですか?」

「○○はどうなっていますか?」などの質問に対する

最初の返答は「まず、まだ物件があるかどうか確認します。」

です。

 

時間をかけて考えること自体は悪いことではないけど

環境は待ってはくれませんよね。

 

日本と同じ感覚だと『見て、なくなって、見て、

なくなって』の繰り返しになってしまいます。

 

環境を理解した上で「時間をかけて考える」

「即決する」の判断が必要です。

 

上海では賃貸マンション事情だけでなく全ての

スピード感が日本と全く違います。

環境が自分に適応してくれることはないので

自分が環境に適応するしかないですよね。

 

今回の「上海で日本人向け賃貸マンションは

何日でなくなるのか?~スピード感の違い~

はいかがでしたか?

 

今回の話があなたの中国語の勉強の

「やる気」や「気づき」になればちょっとうれしいです。

 

それでは中国語の勉強がんばって下さい。

応援しています。

 

舞草亮(上海から)

 

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