この記事はメルマガで発行した記事です。
こんにちは。舞草亮です。
HSK口試は受けたことありますか?
中国語をしゃべる試験です。
会話能力を判断するテストです。
筆記ではなく、話す口頭試験ですね。
HSK1級からHSK6級までの筆記を受けた
ことがある人は多いけど口頭試験は受けた
ことある人はけっこう少ないですよね。
HSK口試は初級・中級・高級の3つの級に
分かれています。
私が受けたのは高級です。
日本で受けました。
たしか2013年の12月です。
もう4年も前ですね(今は2017年)。
日本にいたのでほとんど中国語を話す機会
はありませんでした。だからすでにHSK6級に
合格していましたが口頭試験は中級を受けようか、
高級を受けようか少し迷いました。
ちなみにHSK6級に合格したのは
2012年12月です(たぶん)。
ギリギリ180点よりちょっと上くらいで合格
しました。そのときはHSK6級にまだちゃんと
合否判定がありました。
けっきょく口頭試験は高級を受けました。
60点ちょっとでギリギリ合格しました
(2013年12月)。
今、受けてもたいして点数が上がってないで
しょうけどね。あまり勉強してないから。
HSK口試(高級)は「中国語で自分の意見や
見解を流暢に表現することができる」ことが
求められます。ってHSKのホームページに書
いてあります。
こちら(外部リンクです)⇒ https://www.hskj.jp/level/s_high/
私みたいに60点ちょっとだと「流暢」って
いうほどは話せないですけどね。
正直、片言より少し上くらいです。
・学習目安
学習目安としては「3,000語前後の常用単語を
習得している者」を対象としています。
ただこの3,000語っていうのが3,000語で
大丈夫っていうのではなく、最低そのくらい
ないと合格できない的なニュアンスみたいです。
知り合いの中国語の先生に聞きました。
HSK事務所に聞いたわけではないので合って
いるのかわかりません。ただ受けた印象として
は3,000語レベルを完璧にしても100点は無理です。
特に第2部分(朗読)は3,000語レベルより
もっと多くの単語力が必要です。
難しい単語けっこうでてくるので。
だから「3,000語~」みたいな感じです。
・点数と評価
私は63点(?)だった気がします。
私はかってに90点以上でペラペラと最近定義しました。
で、このHSK口試(高級)なんですが
どんな試験か知ってますか?
たまに面接官と1対1で話す面接があると
思っている人がいます。
違いますよ。
試験会場には筆記試験と同じように周りに
大勢人がいて小型マイクに向かって一斉に
話しだす試験です。
イメージできますか?
試験会場は筆記と同じです。
小さめの教室かもしれないし、
大きめの教室かもしれません。
最初に録音するマイクの使い方が心配になります。
「どうやって使うのかな」って。
別に難しくないんですが初めてだから心配でした。
でもマイクの使い方の説明があったので大丈夫です。
マイクはもちろん一人一人にありますよ。
問題の前に姓名・国籍・受験番号を録音したり
するのでマイクの使い方は少し慣れます。
ちなみに問題の前の録音は採点には含まれません。
問題は3つのパートに分かれていて全部で6問です。
第1部分(要約)3問
第2部分(朗読)1問
第3部分(読み取り)2問
全体で24分間の試験です。
で最初の第1部分(要約)は放送を聞いて
要約するんですが放送が終わるとみんな
一斉に話し出すんです。
普通にとなりに人がいますよ。
私なんかすぐに話し終わっているのに
となりの人なんかムチャクチャ長く
話し続けてました。
みんな話し終わってシーンとしているような
状況で一人だけペラペラしゃべり続けて声が
会場全体に聞こえている人もいますよ。
「こんなに中国語ペラペラだったら試験受けなく
てもいいんじゃないかなぁ」って思う人もいます。
すごく努力したんでしょうね。
第1部分のあと第2部分の前に準備時間があります。
第2部分(朗読)と第3部分(読み取り)の準備です。
第2部分(朗読)っていうのは問題用紙に
書かれた文章の朗読です。
この朗読に関しては知らない単語のときに
どうすればいいかを知っていないと少し困ります。
一番よくないのは止まることです。
止まっちゃだめです。
どんどん読んでいかないと。
「じゃあ知らない単語どうするの?」
ってなりますよね。
「とばす」または「適当に発音」します。
そのことについては明日のメルマガで
もう少し詳しく説明します。
第3部分(読み取り)っていうのは忘れ
ちゃいましたが、HSKのホームページには
『問題用紙に書かれた2つの質問に対して解答する。』
って書いてあります。
各級の紹介 HSK口試(高級)(外部リンクです)⇒ https://www.hskj.jp/level/s_high/
口試の流れ(外部リンクです)⇒https://www.hskj.jp/attention/#s_detail
口試はふだんからシャドーイングとか
音読など発音中心の勉強をしていれば
特に試験対策は必要ないでしょうね。
本番は気合でしゃべり続けるだけです。
上海では筆記も口試も年6回受験が可能です。
日本では偶数月を中心に筆記はかなりある
みたいですね。ただそのときによって開催する
会場と開催しない会場がありますよね。
口試は日本では年2回なのかな。
「中国語ペラペラになりたい」って人が多いから
HSK口試の方が目標までのレベルがわかるでしょうね。
初級でも中級でも高級でも自分の今のレベルに
応じて受けてみたらまた違った刺激になりますよ。
今回の話はいかがでしたか?
明日の<HSK口試(高級)の第2部分(朗読)
~知らない単語がでてきたときの対処方法~>
に続きます。
今回の話があなたの中国語の勉強の
「やる気」や「気づき」になればちょっとうれしいです。
それでは中国語の勉強がんばって下さい。
応援しています。
舞草亮(上海から)
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