22【中国語の学習プロセスでどこを意識しないといけないのか?】

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こんにちは。舞草亮です。

 

もう10年以上前の話です(今は2017)。

20代後半の頃、日本で不動産の売買仲介の営業マンをしていました。

あるセミナーというか不動産会社の勉強会に参加しました。

 

すごく営業ができる人が壇上に上がり

営業について講演みたいな感じで話してくれました。

(その頃の私はそこそこ営業ができました。

でも、すごく営業ができたわけではありませんでした。)

 

この時の話は営業の能力を身につけることに関してでした。

しかし実際には全ての学習プロセスで役立つアイデアがありました。

もちろん中国語の勉強にも役立ちます。

 

この学習プロセスは私には気づきとなり、多くの場面で役立ちました。

多くの場面というのは自分が何かを学習するときだけでなく、

人に何かを教えるときにも役立ちました。

 

このプロセスをわかっていないと

何を意識しないといけないのか自体が

わかっていなかったりします。

 

その勉強会で話してくれた学習プロセスは

1.無意識的無能

2.意識的無能

3.意識的有能

4.無意識的有能

です。

 

漢字ばっかりで読みづらいですね。

なんか中国語みたいですね。

 

ざっくり中国語のzhiの発音を例にとって説明すると

1.知らないし、できない(zhi自体を知らない、だからできない)

2.知っていても、できない(zhiを知っている、でも発音できない)

3.意識すると、できる(意識すると、zhiを発音できる)

4.意識しなくても、できる(意識しなくても、zhiを発音できる)

です。

 

このプロセスで重要なのは途中から

アウトプットが必要になる点です。

 

34に進むにはアウトプットが必要なのわかりますよね?

 

多くの場合、われわれは学習のプロセスが2で止まる傾向にあります。

「知ってる知ってる(でもできない)」ってよくありますよね。

 

私なんかビジネス書をよく読みますが

読んで仕事に全然活かしてないのに、

また次の本を読むってときたくさんあります。

これが2で「知ってるけどできない」でストップしている状態です。

インプットだけしてアウトプットしてない、

またはアウトプットできていな状態です。

 

中国語も同じです。

 

「中国語ペラペラになりたい」といっても

たくさんの人が2までに多くの時間を使っています。

いわゆる知識です。

インプットに時間を使いすぎます。

 

ですから知ってる単語が多くても

会話で瞬間的に言葉として出てきません。

 

中国語ペラペラになるための学習というのは

23へ、34へ変える作業です。

アウトプットが必要になります。

 

しかもアウトプットはインプットの何倍も時間が必要です。

 

わたしなんか最初、

「中国語の発音はzhichishiriだけじゃなく

nnguの上に点々があるやつとか

1声、第2声、第3声、第4声とか

日本語にない音が多すぎて

意識してもギリギリできる(2→3に変える)レベルなのに

無意識に会話の中で発音する(34に変える)なんて

ベロそんなに動かないでしょ」

って思いました。

 

普通に「我是日本人」だけでも

日本語にない発音がいくつもありますよね。

そんなにベロ動かないですよね。

 

でも意識しないでできるようになりました。

 

きれいな発音かどうかは別として

伝わる音にはなりました。

 

「どうやって?」って気になるかも知れないけど

4の意識しないで発音できるようになるには

ものすごくアウトプットが必要。

ただそれだけなんですよね。

 

だから時間配分もそこに集中しないと

できるようにならないですよね。

だから繰り返し発音(アウトプット)しました。

 

単語を繰り返し発音して、短文を繰り返し発音して、

テキストを繰り返し発音して、通訳の人たちみたいに

ペラペラではないけど、ある程度できるようになりました。

 

ただそれも自分の学習プロセスを意識していないと

そもそも何すればいいのかわからなかったりします。

 

多くの場合

23の訓練(アウトプット)が足りない」と

34の訓練(アウトプット)が足りない」です。

 

もう一回、zhiの発音を学習プロセスを見てみるとこうです。

1.知らないし、できない(zhi自体を知らない、だからできない)

2.知っていても、できない(zhiをならって知っている、でも発音できない)

3.意識すると、できる(意識すると、zhiを発音できる)

4.意識しなくても、できる(意識しなくても、zhiを発音できる)

 

実際にはzhiっていうより発音とか会話とか

リスニングとか作文とか全てにあてはまります。

 

もし今まで意識していなかったら

どこのプロセスが足りないのか意識してみて下さい。

きっと結果が違ってきますよ。

 

今回の話はいかがでしたか?

 

今回の話があなたの中国語の勉強の

「やる気」や「気づき」になればちょっとうれしいです。

 

それでは中国語の勉強がんばって下さい。

応援しています。

 

舞草亮(上海から)

 

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