この記事はメルマガで発行した記事です。
こんにちは。舞草亮です。
私は日本の会社を辞めて上海に来るときに
日系企業ではなく中国のローカル企業(以下、中国企業)を選びました。
2005年、29才になる年のことです。
日系企業は給料が高く、休みも安定してとれ、福利厚生が充実して、
通訳がいて、日本人からすると働きやすい環境でした。
反対に中国企業は
給料が安く、休みもきちんと決まってなく、福利厚生も決まってなく、
通訳もいない、日本人からすれば働きにくい環境でした。
選べるとしたら、あなたならどちらを選びますか?
当時の私は能力的には日系企業も選べました。
にもかかわらず中国企業を選びました。
なぜかというと
独立して中国で仕事をすると決めていたので
そのために自分を鍛え、学べる環境を欲していました。
学べることってたくさんあるけど、今回は「中国語」についてです。
中国企業(というか私が入社したハイ不動産)では
まず通訳がいませんでした。
日系企業なら通訳がいますよね。
このように通訳がいない環境も
中国語の訓練のために私が望んだ環境でした。
ハイ不動産は日系企業の駐在員向けに
賃貸マンションを紹介している会社です。
(2005年当時とかかわり方が変わりましたが
今でもハイ不動産といろいろ一緒にやってますよ。2017年)
社員10人くらいの会社で日本人が私の他に1人(2005年当時)。
私も中国語はほとんでできませんでしたが
もう一人の日本人は私よりもっと中国語ができませんでした。
いちおう老板(社長)が日本語ペラペラだけど
不在だったりするので日本語ができない中国人担当者と直接、
私が片言の中国語を使ってやりとりするときが多かったです。
日本人のお客さん⇔
⇔中国語のできない日本人担当者(私)⇔
⇔中国人オーナー
こんな感じのコミュニケーションです。
担当者同士で言葉がちゃんと通じないから
日本人的には「大丈夫なの?」って感じです。
「問題が発生したら考える」って感じでやるしかなかったですね。
(今は言葉は通じるけど、今でもそんなノリでやるしかない状況多いです)
中国語を話せない自分が通訳をするしかない
ありがたい環境でした。
通訳っていうか営業ですけどね。
営業として日本人のお客さんの質問とか要望を
その場で通訳しなといけない場面がたくさんありました。
ジェスチャーでも何でも使って通訳しないといけない状況でした。
最初はきついといえばきついかもしれないけど
やっぱりやっちゃた方が早いですよね。
すぐ慣れるし。
そのころは一生懸命だったので、きついとも思いませんでしたけど。
夜は家で勉強して、昼は仕事の現場で実践しました。
そのおかげで
日系企業であれば学ぶのに何年もかかる中国語が
中国のローカル企業を選んだおかげで
1年で一定レベル身につきました。
環境って大切ですよね。
今回の話はいかがでしたか?
今回の話があなたの中国語の勉強の
「やる気」や「気づき」になればちょっとうれしいです。
それでは中国語の勉強がんばって下さい。
応援しています。
舞草亮(上海から)
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