【HSK6級への道】
・先生とは~独学なのに無数の先生がいる理由~
先生とはなにか。
以下の話を紹介します。
<算数が苦手な子>
「算数がものすごく苦手な子供がいた。
10問中2問、正解した。
父親は“2問も当たった!すごい!”と言った。
次の日、父親はわざと簡単な問題を出した。
子供は10問中6問、正解した。
父親は“すごい!1日で4問も正解が増えた!”と言った。
子供はすごく喜んだ。
大人になり、その子は数学の教授になった。」
この子供のお父さんこそが私の言う先生です。
つまり、正しい導きを与えてくれる人こそが先生です。
もちろんお父さんは数学の教授にさせようとしたわけではありません。子供が苦手な算数を克服できるように、算数を教えることなく導いただけです。
この話とは逆に、中国語の先生が必ずしも先生とは限りません。表面上は先生に見えるかも知れません。しかし、もし仮に中国語を教えながら中国語のやる気をなくさせる先生がいれば、それはすでに先生ではありません。
もし、あなたが私のこの文章を読んで目標に進むプラスのエネルギーを得ることがあれば、私はあなたの先生となります。逆に、あなたががんばっていることを知り私も「もっとがんばろう」とプラスの刺激をもらえば、あなたは私の先生となります。
私は、ほぼ独学でHSK6級を取得しました。でも、先生がいなかったわけではありません。私にとっては中国を旅して出会った人や行った場所、仕事で経験したこと、中国ドラマや中国茶、全てが先生です。その思い出や感情が目標に導いてくれるからです。
正しい導きを与えてくれれば全て先生です。すばらしい先生がそばにいるかいないか、多いか少ないかは全て個人の考え方次第です。
※最初の算数が苦手な子供の話は中国語を勉強していて(テストで?)でてきた話です。
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