【リストの重要性】上海で使用している企業は少ない


あなたはリストを使って見込み客へアプローチしていますか?

リストとは、顧客リストのことです。

 

顧客リストは非常に重要です。江戸時代の商人が火事の時、最初に自分の家から持って逃げるもの、それが「顧客リスト」と言われています。商品は火事で燃えてしまっても「顧客リスト」さえあれば、何回でもお客さんに販売が可能だからです。

 

私は毎日、工場向け商品を扱っている企業を訪問しています。その企業の殆どが顧客リストを活用していません。見込み客リストや既存客リストを活用して日系工場・中国系工場を新規開拓している企業は殆どありません(リストマーケティング)。中国系企業はもちろん、日系企業も殆ど活用していません。すでに名刺交換した既存顧客に対してもリストを使ってフォローしていない企業が殆どです。

 

そのような企業はリストがないため、全ての見込み客に対して一気に自社の情報を届ける方法がありません。新商品を作っても誰も知らない状態が続きます。情報発信ツールとしては、一部の企業がフリーペーパーを飛び道具として活用しています。その他は訪問・展示会・交流会など人力のみに頼っているのが日系企業の現状です。

 

フリーペーパーや訪問なども重要ですが、それだけに頼る集客方法はおすすめできません。それぞれ決定的な弱点があるからです。フリーペーパーは「費用対効果が低い(それでも通常プラスにはなる)」、人力は「見込み客のほんの一部にしかアプローチできない」などが弱点となります。

 

特に工場を訪問する場合、上海だけを考えても松江や嘉定、宝山、閔行、青浦、外高橋など少し離れた場所にあります。効率的に複数の工場を訪問するのが難しい状況です。たとえ近いエリアで複数の工場を訪問して効率を上げても、市場規模と比べれば、どんなにがんばってもやはりほんの一部しか訪問できません。上海の日系工場だけに絞っても1,000工場あります。

 

その点、リストさえあれば自社独自で情報発信し集客することが可能です。FAXDM、メールDM、チラシDMなど今までリーチできなかった見込み客にリーチできます。メールからのリンクでホームページへのアクセスも自力で増やせます。ライバル他社もリストを活用していない可能性が高いので、ライバルがリーチしていない工場にも情報が届きます

 

ですから、まだリストを活用していない企業は、数百社・数千社の見込み客となる日系工場リスト・中国系工場リストを作り、そのリストを活用して集客することをおすすめします。自分の分身を作って少しでも売上までのプロセスをシステム化するのです。特に「中国人営業マンが新規開拓できない企業」「実質、総経理1人でがんばっている企業」は集客を個人の人力ではなく、会社のシステムで行うことを意識して下さい。そのためにも、まずリストが必要となります。

 

それでは上海の日系工場・中国系工場の新規開拓がんばって下さい。

応援しています。

 

舞草亮

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