こんにちは。舞草亮です。
今回は「小さな人材紹介会社の戦略の立て方」についてです。
人材紹介業はいわゆるマッチングビジネスです。
「仕事を探している人」と「人材を探している企業」を結びます。
もし、あなたが人材紹介業を経営する中国企業の社長で、なおかつ中小企業ならどうしますか?
この記事を読んでいる人の中には「中国企業」「中小企業」「日系企業向け」「人材紹介業」「社長」複数当てはまる人もいると思います。
やり方はいくつもありますが
「大手と同じやり方ではダメ」
「日系企業と同じやり方ではダメ」ということです。
必ず負けます。
例えば、営業職に特化した戦略はどうでしょうか。
しかも、「日本語検定1級」+「日系企業での勤務経験3年以上」+「営業経験2年以上」+「中国人材」だけに絞った人材紹介です。
あなたはこの絞った市場のNo.1にいきなりなります。
条件が当てはまるなら仕事を探す人も、人材を探す企業も、あなたの会社に声をかけない理由がありません。
この時点であなたの会社を知らなくても検索エンジンで引っかかってくる可能性も高まります。
この市場では大手企業に勝てます。
絞って負けたら、絞らなかったらもっと負けていたと言うことです。
また、「年収10万元以上の仕事に特化」「医療人材に特化」などにすれば差別化できるだけでなく単価も上がります。集客や営業もしやすくなり人材情報、仕事の情報が集まりやすくなります。No.1ですから自分の会社の営業マンも仕事がしやすくなります。
「絞って差別化」は日本では非常に一般的なやり方です。
しかし、中国企業では中小企業にも関わらず日系大手に真っ向勝負している会社が業種を問わずあります。
これでは大手企業の思うつぼです。
先ほどの例は単なるやり方の例でが、大切なのは考え方です。
「大手日系企業に勝つために自分の会社に最も適した差別化の方法は?」
こんな感じの考え方です。
それでは上海の日系企業・日本人顧客の新規開拓がんばって下さい。
あなたを必要としている人が必ずいます。
応援してます。
舞草亮
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