こんにちは。舞草亮です。
今回は「価格競争」についてです。
中国企業は価格競争が大好きです。
すぐに価格を下げてライバル他社より安くしようとします。
これは最も頭を使わない誰にでもできる方法です。
しかしこれでは毎回価格を下げて受注すればするほど忙しくなり
薄利多売で勝ってるのか負けてるのかわからなくなります。
会社の戦略にもよりますが日系企業の場合は、「値下げ」するのではなく「付加価値」を付けようと努力します。
この付加価値を付ける作業が中国企業は苦手です。
日本人顧客が質を重視している状況でも価格を下げようと努力します。
価格ももちろん大切ですが日本人であれば必ず一定の質を求めます。
一般的には質が少し上がれば、価格はけっこう上がっても日本人は購入します。
私は日本で不動産の仲介業をしている時、ライバル他社の2倍の仲介手数料で依頼されたことがあります(※正確にはライバル他社が仲介手数料を50%引き)。
しかも、ライバル他社は全国規模の超大手、私は中小企業の一社員です。
お客さんは当然私にも「もし契約となったら仲介手数料を大手企業と同じ50%引きかそれ以下」と言うことを要求してきます。
三井、住友という全国規模の超大手2社が半額でOKしている状況なので、少し営業力という個の力が必要でしたが値引きなしでOKをもらいました。
ここでは省略しますが付加価値をつけたのです。
ですから日系企業を新規開拓するには
「価格を下げる」ではなく「付加価値を付ける」ことを重視しすべきです。
それでは上海の日系企業・日本人顧客の新規開拓がんばって下さい。
あなたを必要としている人が必ずいます。
応援してます。
舞草亮
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