こんにちは。舞草亮です。
今回は「付加価値」についてです。
中国企業は付加価値を付けるのが苦手です。
では日系企業を開拓するときどのようにして付加価値を付ければいいのでしょうか?
「やる気」
これが最もやりやすいです。
日本人はやる気がある人に弱いです。
うそではなく心から「一生懸命がんばります!」と日本人顧客に言うのです。
やる気が伝われば日本人なら応援したくなります。
もともと中国企業が気にしているほど価格は気にしていないので。
付加価値を付けるには2つの要素があります。
「感情」と「理屈」です。
やる気は感情的な付加価値です。
例えば、帰任が決まり上海から日本への引越を検討している日本人がいます。
「日系企業の引越業者」「中国企業の引越業者」どちらを日本のお客さんは選ぶでしょうか?
他の条件が全て同じなら日系企業が勝ちます。
しかし、他の条件が全て同じとはなりません。
日系企業が必ず高くなります。
それでも日系企業が勝ちます。
安心だからです。
では中国企業の引越業者の担当者がものすごいやる気があったとします。
「やる気があって、安い、中国企業」vs「やる気が普通で、高い、日系企業」の勝負です。
勝機が見えてきましたか?
必ず勝てるわけではありませんが戦うことはできます。
同じくらいの価格でもやる気だけで勝てるときもあります。
「感情的な付加価値」「理屈的な付加価値」無数にあります。
価格を下げる前に、まずは今すぐ始められるやる気という付加価値をつけるべきです。
それでは上海の日系企業・日本人顧客の新規開拓がんばって下さい。
あなたを必要としている人が必ずいます。
応援してます。
舞草亮
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