こんにちは。舞草亮です。
今回は「もっと安くなりますか?」についてです。
お客さんからこの言葉を言われて困る営業マンは多いです。
では実際に言われたらどうすればいいでしょうか?
ケースにもよりますが多くの場合「安くならない」ことを伝えるのが正解です。
どうしてでしょうか?
安くなるかどうかを聞いてくるお客さんの状態は
「安くならなくても買う」または「安くなっても買わない」のどちらかが殆どです。
本当に最終段階で聞かれたのであればその場で即座に「金額次第では購入されますか?」「具体的にいくらなら購入されますか?」とこっちから逆に聞くべきです。
そうすればお客さんが本気がどうかがすぐにわかります。
最悪のケースは金額を下げたのにお客さんが買わないケースです。
下げるタイミングが早過ぎです。
中国の企業は断るのが苦手です。
本気ではないお客さんが「安くなりますか?」と聞いてきても何とか値下げしようとがんばります。
また、「断るとお客さんが逃げてしまう」「断るとお客さんがいやな気持ちになる」という心理が働き、日本人顧客の要求をうまく断れません。
その状況で求められる対応のイメージがもとからありません。
このような状況では「断ってもお客さんが喜んで購入してくれるにはどうしたらいいか」という考え方が必要です。
このスキルがなければ常に値下げするしかありません。
まずは「安くなりますか?」と言われない状況を先に作っておく。
これが理想です。
もし言われたら「断ってもお客さんが喜んで購入してくれる」答え方をあらかじめ準備しておくべきです。
それでは上海の日系企業・日本人顧客の新規開拓がんばって下さい。
あなたを必要としている人が必ずいます。
応援してます。
舞草亮
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