【上海の日系企業を新規開拓する】集客編(知らせる)

  ~見込み客から問合せがくる情報発信の方法~


メールDM(チラシ添付とHPリンクでリストにメールする

「チラシデータ添付」と「ホームページをリンク」してリストに一斉にメールします。

 

個人宛でも会社あてでも構いません。日本では開封率の低いメールDMですが上海ではけっこう高くなります。タイトルへの工夫等が必要ですが感覚的に50%前後が開けてくれます。しかも開封後は、役に立つ内容であれば同僚の方に転送してくれる人もいます。やっぱりそれだけ上海は日本に比べ情報や商品が不足しています(それでも上海は海外の中ではかなり便利ですが)。

 

メールDMのプラスの特徴としては「コストが安い」「手間や時間がかからない」等があります。

またマイナスの特徴としては「リストが必要」「見ても問合せ率が低い」「(きちんと目的を決めてやっている会社は少ないが)大手はやっている」「添付データを軽くしないと怒られる」「CCBCCを間違えると怒られる(当たり前)」等があります。

 

手軽にできる分、他の集客方法に比べ効果が低いです。「問合せ」が目的だと反響率が低くテンションが下がる可能性があります。問合せが欲しい場合は他の集客方法以上に分母(リストの数)が必要となります。目的を「問合せ」ではなく「存在を忘れないでもらう」「サイトへの誘導」などでもいいですし、メールならではの「旬な情報の提供」など直接的な効果を期待しなくてもいいかもしれません。

 

「旬な情報」などはブログやサイトやその他媒体で2次利用、3次利用が可能です。また逆にメールの内容を考えるのが面倒な場合は、すでに他の媒体で発信した情報があればその情報を利用してメールで発信することも可能です。常に新しく仕事や生活に役立つ情報を提供していればメール開封率も上がります。また、リアルでお客さんと接した時に話すネタにもなります。

 

ベストはメールの内容を社内で共有することですが「自社が送信しているメールの内容を他の社員が全くわかっていない」状況が必ず発生します。細かい内容はともかく簡単な内容だけでも口頭で同僚や社内のスタッフに伝えることができれば上出来です。実際には「やる気がないから言ってもムダ」みたいな感じかも知れないのでどうしても難しい場合は1人で頑張るのを覚悟してやるしかありません。上海ではどうしても外(お客さん)より中(社内をまともな状況にする)の方が難しいです。

頻度としては月に1回をおススメします。メルマガのようにお客さんの方から登録してくれた状況なら別ですが、そうでなければ月に2回メールが届くと多い感があり、迷惑メールに登録される可能性が高まります。本当に役に立つ情報であればいいのですが、発信する側が思っているほどお客さんは必要としていません。また、月に2回送るのもけっこう億劫になります。義務感を感じてメールを毎回発信するともっとつまらない内容になります。ですから月1回をおススメします。

 

私の場合はメール内容は私が考え、その後の発信は他のスタッフに任せる時が多かったです。上海での不動産賃貸に関する情報でしたが時期や季節によりお客さんが必要な情報が当然変わります。メールは長くなくてもいいので1メール1つのネタをわかりやすく伝えることに集中します(このメールは何のメールなのか明確に)。

 

最後になりますがすごく大切なことをお知らせします。

「やり方を伝えても誰も実際には行動しません。」

 

集客や中国語勉強も同じですが「知る」と「行動する」にはものすごく大きな壁があります。知っていても誰もやりません。このメールDMについて、記事を読んでどれくらいの効果があるのか知っても、実際に上海で10回以上行う人は1%以下です。90%以上は1回もやりません。ですからメールDMを行えば即効性はなくても必ず結果が出ます。普段お客さんとしている何気ない話の方が他のお客さんも知りたい情報の可能性がありますので深く考えずまずはメールを送るべきです。最悪は暇で気が向いた時だけでもでやらないよりはましです。結果が必要であれば、細かいことは考えずまずは行動が必要です。


それでは上海の日系企業・日本人顧客の新規開拓がんばって下さい。

あなたを必要としている人が必ずいます。

応援してます。 

舞草亮

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