【誕生日ケーキを売るには?】
こんにちは。
舞草亮です。
今回は『誕生日ケーキを売るには?』についてです。
あなたに「誕生日ケーキを売る任務」が課せられました。
どうしますか?
誕生日の人を探すのは難しいですか?
1対1のセールスの概念だけで考えると難しいかも知れません。
ただし、市場(マーケット)全体で考えるとどうでしょうか?
今日、誕生日の人は356人に1人です。
上海に日本人は35,600人以上住んでいます。
ですから上海に住んでいる日本人だけでも
今日誕生日の人は100人以上います。
今日だけでなく明日も明後日も、
「今日、誕生日の人」が100人以上います。
ちなみに今月誕生日の人は12人に1人います。
1世帯平均2人家族だと仮定すると6人に1人が
今月、自分または家族が誕生日です。
また誕生日ケーキを売るために法人の設立記念日も
誕生日と考えて法人に対してプロモーションすることも可能です。
人が増えてないのに誕生日が増えました。
上海の日系企業を3,000社とすれば
「今月」誕生日の会社は250社あり、
「今日」誕生日の会社は8社以上あります。
社員全員でケーキを食べるには
それなりのサイズのケーキが必要です。
また、1社平均、従業員が12人の場合
各社で今月誕生日の人が1人います。
つまり日系企業の従業員だけで今月誕生日の人は3,000人います。
日系企業だけでなく中国系企業、従業員だけでなくその家族も
含めれば爆発的な数になります。
しかも法人であれば個人より情報を届けやすいです。
このように個人個人を見るのではなく市場(マーケット)全体を見ると
たくさん売れる気がしてきませんか?
今回の例は誕生日だけのケースです。
記念日は「結婚祝い」「入学祝い」などいくらでもあります。
このような『考え方』はあなたの業種でも可能です。
平均5年(60ヶ月)で社内のITシステムを変更するなら
60社の市場があれば毎月1社がシステム変更です。
3,000社の市場では毎月50社です。
もしあなたがそのITシステムの商品を持っていれば
市場の2%(1/50)を取れば毎月1社契約です。
仕入先を変えたくなるほど深刻な不良品が発生するのが
10年(120ヶ月)に一度の場合は
120社の市場で毎月1社が仕入先を変更します。
1,200社の市場では毎月10社です。
設備メーカーに部品を販売しているあなたの会社は毎月チャンスです。
ただし、このように「市場全体で考える発想」は営業マンにはありません。
上司であるあなたが市場(マーケット)全体を考えるしかありません。
上司の仕事はマーケティングです。
マーケティングなしでの新規開拓は素手で戦いに行くようなものです。
時間とお金の比重を「営業マン」から「マーケティング」に移してはいかがですか?
質問があればご連絡下さい。
それでは中国での新規開拓がんばって下さい。
応援しています。
ハイ集客コンサル
舞草 亮(まいくさ りょう)
携 帯:135-0181-7382
ryoboueki@gmail.com