【他社のセミナー集客例(費用対効果)】
こんにちは。
舞草亮です。
今回は『他社のセミナー集客例(費用対効果)』についてです。
上海の日系企業で非常にがんばっている企業が
2015年に上海で約130人集めた無料セミナーの事例です。
<場 所>虹橋のホテル
<ターゲット>幅広い(セミナー内容がどの業種にとっても中国市場開拓のヒントとなる内容)
<広 告 費>推定10万元前後
ジャピオンチラシ折込1万枚
フリーペーパー①見開き2ページ×1回(確認できたのが1回なので2回の可能性が高い)
フリーペーパー②1ページ×1回(確認できたのが1回なので2回の可能性が高い)
フリーペーパー③1ページ×1回(確認できたのが1回なので2回の可能性が高い)
※広告費以外に会場代が数万元かかっています。
<セミナー集客>130人(上海開催のみ)
<営業マン10人が個人で集客が約65人(つまり広告からは10万元投入して65人。)
その他(上記以外の広告など)
<ホームページ>
普段から充実しているがセミナー集客用にトップページ変更
<検索エンジン有料広告>
普段から広告費を投入しているがセミナー集客用に変更
<ジャピオン>
普段からトップページに小さめの広告を掲載しているがセミナー集客用に変更(1~2ヶ月間)
<メルマガ>
普段から営業マンが名刺交換した名刺は会社の資産として常にメルマガで情報発信(月2回)
<セミナー開催後>電話で追客(これがないと意味がありません)
<会社特徴>
普段から総経理を含め新規開拓をがんばっている。
待ちの体質ではない。
上司も含め会社でパソコンの前に座っている時間が待ちの体質の企業より少ない。
営業マン10人だけでなくマーケティング担当がいる。
つまり月5万元を広告費以外に人件費等に使っている。
その方が利益になると理解できている。
マーケティング担当は営業をしない集客のプロ。
セミナーなどのイベント単発で急に何か変わると思っていない
(やらなければいけない行動の単なるひとつと認識している)。
新規開拓への導線をはっている。
もちろんその他にも集客や営業の活動を行っています。
行動しながら常に工夫しているようです。
イベントやセミナーなどの活動を行うときは数人来場するだけで
費用対効果がかなりプラスになるケースがあります。
しかし、『いくらのビジネスをしたいのか』『費用対効果』などを
意識していない企業は来場数が少なく失敗だった感じる傾向にあります。
一般的には10万元や20万元投資しても1社新規開拓できれば
プラスになりますのでリスクは非常に少ないです。
10万元や20万元の投資が高いか安いかは別ですが
『新規開拓をしない営業マンという名のアフターサービススタッフの人件費』
に費用を投資するよりは確実にリスクは少ないです。
また、月にたった1万元や2万元の単発的な投資では
費用対効果が毎月10倍になったとしてもたったの10万元や20万元のレベルです。
日系企業の事業規模から考えて流れが大きく変わることはありません。
しかし、実際には営業マンの人件費に何万元も投資しています。
月に1万元や2万元の広告費や販促費では
私個人でやっているレベル以下の投資です。
上司の仕事はマーケティングです。
マーケティングなしでの新規開拓は素手で戦いに行くようなものです。
時間とお金の比重を「営業マン」から「マーケティング」に移してはいかがですか?
質問があればご連絡下さい。
それでは中国での新規開拓がんばって下さい。
応援しています。
ハイ集客コンサル
舞草 亮(まいくさ りょう)
携 帯:135-0181-7382
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